広島市南区皆実町の歯科医院、中村歯科のブログです。
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朝いちばんの新幹線に乗り、大阪からサンダーバードに乗り換えて、いざ富山へ。
富山駅では 「名物 白エビの天丼」 で昼食。
サクサクしてとても美味しい。
ここから富山電鉄で立山駅まで行くのが普通なのだが、
せっかくなので千垣駅(無人駅)で途中下車し、30分歩き、
立山信仰の拠点、雄山神社などのある芦峅寺へ。
新田次郎の「孤高の人」、その他 山岳小説や山岳ドキュメンタリーで頻繁にでてくる
私にとっては「あこがれの地 芦峅寺」。
いつも どんな所なのだろう?・・と思っていたので、現地を歩けて、幸せ!
このあたりは、佐伯姓が多いと聞いていたが、
道沿いの家が軒並み(90%以上)佐伯の表札にこれまた大満足?!
昼の時間は 人が多くて1時間半待ちだったというケーブルカーも
3時を過ぎたこの時間はガラガラ。
高原バスのターミナルに着くと、立山方面から降りてきた人で大混雑。
ええ?こんなたくさんの人が立山に行ってたの?
明日もこんな人出? ちょっと不安・・・・
この日の宿泊は、富山市の夜景と美しい星空が眺められる弥陀ヶ原ホテル。
白エビのお刺身を楽しむ。
満点の星空。
下のほうでキラキラ光る富山の夜景。
大満足である。
ただし 今年は例年より1週間紅葉が早かったらしく、
このあたりの紅葉は完全に終わっていたのはちょっと残念。
そのうえ、ホテルの人に、上のほうは雪です・・と言われる。
朝の気温は0度。
足元には夜に降ったのか雪が積もっている。
湿原には、5センチもある霜柱もそこここに立っている。
直径2センチはあるツララまで!
それはそれとして、弥陀ヶ原から見る大日岳がそれはそれは美しい。
オニギリをもって、いざ出発。
歩いているとそうでもないけれど、立ち止まると結構寒い。
白い!
雪だ!
連休中で、ケーブルカーは1時間半待ち。。。。といっても、
歩いている人は本当に少ないことに驚く。
歩いていて すれ違うグループは1時間あたり3~4組か?
空は雲ひとつない青空。贅沢な眺めだ。
お昼の気温はそれでも3度。
ここからは素人でもちょっと根性を出せば2時間で雄山の頂上に登れる。
が、今日は「ピッケル、アイゼンの装備で登ってください」とのことで
そりゃあ無理でしょ・・・と、計画変更。
でも寒い~
ここでも、バスターミナル付近はものすごい人でごったがえしているが、
ちょっとはずれまで歩くとそんなに人はいなくなるのである。
写真は剣岳方面を見る主人。
5時に起きて、大観望まで行き、ご来光を見る。
寒い寒い・・・とご来光を待っていたが、
太陽が山の端から出たとたん、顔がパーっとあったかくなり、
「お陽さまのありがたさ」を実感。
この日は トロリーバスで黒部ダムへ。
ダムでは 残念ながら下流で行方不明の人を捜索中とかで、
放水は中止だった。
周りの人も、私達も、がっかり。
でも行方不明者の捜索中とあれば、仕方ないよね・・・。
このダムの奥には遊歩道がついていて、
立山方面から東一ノ越をこえて下山してくる道と合流するというので行ってみる。
それはそれは美しい紅葉。
ダムにはあんなに人がいたのに、ここは誰もいない。
ここにきて、やっと紅葉の秋を楽しんだ。
時間があったので、無料で貸し出している自転車をお借りして、
町を探検してみた。
空の広い、静かな町だ。
昭和そのものの商店街がなんとか生き残っているのだが、
いまにも消えゆく様子に心が痛む。
信濃大町からは、わざと鈍行で松本へ。
車窓からは、北アルプスにいだかれる穏やかな田園風景。
窓から 緑色のきれいなトンボが迷い込んでくる。
ここまで下りるともちろんポカポカ暖かいし・・・ああ、幸せ・・・
出されたネギとワサビを つゆに入れて食べ始めたら、
そこの主人に 「いっぺんにすべてを入れて食べないでください」 と怒られる。
ううう・・・頑固一徹、そば職人・・・おそれいります~
でもそれならそれで、はじめに持ってきた時に言って欲しかった・・・
松本では、土蔵作りのレトロなお店が並んだり、
武家屋敷風のお店が続く道があったりで、
予想外に楽しんだ。
帰りは きれいな姫リンゴ(さすが長野県!)と
野沢菜入りそば粉のおやき を買って 名古屋へ。
それにしてもやっぱり広島から信州は遠いな~
名古屋あたりが自宅だったら、秋の休日は毎週でも信州に出かけたいのに。
夫婦がそろって健康でいられること、
家族も健康でいてくれることに、
感謝 感謝の立山行きでした。
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